2010.03.01

CSR

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阪神大震災の教訓を活かした防災対策に取り組んでいきます。

大倉は、本当に良い商品を提供していると自信を持っていますが、今後さらに当社の住宅にお住いの皆様や、日頃の営業活動を通じて寄せられた幅広いご要望やご意見などに検討を重ねながら、「選ばれる商品づくり」を進めて参ります。加えて今後は安心、安全、防犯、防災、健康をテーマとした商品の提供を検討しています。

既に一部で導入し、マスコミにも取り上げられましたが、今後発表する分譲マンションおよび大規模ニュータウン「さつき台」に、災害時用の浄水装置を設置することにいたしました。この浄水装置は、風呂の湯やプール、川の水を飲み水にかえることができるものです。

1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災では、当社の物件は殆どダメージを受けませんでしたが、ライフラインの一つである給水管はいたるところで寸断されていました。被害状況の点検と水の供給のため災害現場に駆け付けた弊社社員が目の当たりにしたものは、水の不足に苦しむ被災者の姿でした。災害時に最も重要なことは、安全な水の確保であり、お住まいになっている方の命を守る堅牢な建物を建てても、命の糧である「水」は保証できないという教訓から設置を決定したものです。もしもの災害時に、家族を守り、そして地域で助け合うことができる備えとして、安全な飲料水を確保する取り組みを推進していく所存です。

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