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電球一つでここまで電気代が変わる|今こそ照明のLED化で光熱費をコストダウン

ガソリンや食料品をはじめ、あらゆるサービス、商品の価格高騰が続いている日本。世界情勢の不安定化やトランプ政権による高関税政策など、経済の先行きは依然として不透明です。また、ご家庭では、住宅の維持・管理費が大きな負担になりつつあります。そんな今だからこそ、ぜひ見直して欲しいのが光熱費。もうすでに、リビングや寝室の照明をLED化しているご家庭も多いと思いますが、意外と見落としているのが電球を使う洗面所や脱衣所、浴室などの照明器具。電球からLED球に変えると、どれぐらい光熱費がお得になるのでしょうか。

電球とLED球の違いとは

電球とLED球は、どちらも照明機器などに使われる光源ですが、その仕組みや性能には大きな違いがあります。まず電球ですが、発光する原理は「フィラメントの加熱」。暖かみのある光が特徴ですが、熱の発生が大きく、エネルギー効率が低いところがデメリットです。一方のLED球は、半導体そのものが電気の力で発光する仕組み。そのため、熱の発生がほとんどない上、CO2も少なく、エネルギー効率が大変優れています

消費電力に大きな差

電球とLED球の違いで、最も注目していただきたいのが、消費電力の差です。一般的な電球の場合、十分な明るさを担保するため、40~100ワット程度で電力を消費します。ところがLED球の場合は、7~10ワットでも十分な光量を確保できるため、圧倒的に消費電力が少なくなります。その上、エネルギー効率にも優れているので、照明にかかる電力消費を大幅に削減することが可能です。

具体的な電気代の違い

電球とLED球の電気代の違いを把握するため、ここでは明るさ810ルーメンを発生する60ワットの電球と、10ワットのLEDでの比較例を紹介します。

※1日5時間の使用を30日間続けた場合(電気代;27円/kWhで算出)

・電球(60ワット)

60ワット×5時間×30日÷1000×27円=243円/月

・LED球(10ワット)

10ワット×5時間×30日÷1000×27円=40.5円/月 なんとその差額は、毎月約202円で、年間で計算すると約2400円にもなります

家中の電球をLED化して大きなコストダウンに

上記の計算例は、あくまでも1つの電球をLED球に交換した場合の目安です。例えば、洗面所に使っている電球や脱衣所、浴室、玄関、廊下、クローゼット、勝手口、駐車場など、家中の照明で使っている電球をLED球に変えることで、大幅なコストダウンが図れます。しかも、使えば使うほど経済的にお得になっていくので、早期の交換がおすすめです。

スマホで操作が簡単「HESTA対応LED電球」

LED球が持つもう一つのメリットが、長寿命であること。電気的な負荷が少ないため、電球に比べて圧倒的に光源寿命が長く設定されています。例えば、ヘスタモールがおすすめする「HESTA対応LED電球」の場合なら、その寿命は4万時間。さらに、電球色から昼光色への調色の変更も、明るさを変える調光も自由自在。お手持ちのスマートフォンで家中の家電を操作する「HESTA HOME」にも対応しているので、人感センサーやスマートスピーカーとの連携も簡単に行えます。快適なライフスタイルの実現と電気代のコスト削減を両立する照明のLED化をぜひ検討してみてください。

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