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安全なすまいづくり~家の中での子どものケガに注意!~

コロナで自粛期間が続き、おうち時間が増えた令和2年。

消費者庁はその間、14歳以下の子どもがいるご家庭に「家の中で子どもの事故またはヒヤリ・ハットの経験があるか」というアンケートを実施しました。

結果は4人に1人の親御さんが「経験がある」と回答し、一番多かったのは「転落」とのことでした。

そこで今回は、家の中で「転落」を防止するためのポイントについてお伝えしていきます。

参考:消費者庁 家の中の事故に気を付けましょう!

階段は特に注意!

子どもの転落のケガはやはり「階段」が多く、足を滑らせたり踏み外すケースが多いようです。

特に小さいお子さんに関してはベビーゲートを設置するほか、大きくなってきたお子さんでも油断せず、階段の材質をカーペットなどの滑りにくい材質に変えることで、転落のリスクを低下させることができるでしょう。

また将来的なことを考え、バリアフリーの階段をつくるのもひとつの手段です。手すりをつけるのはもちろん、段差の高低差を少なくするなど、上りやすく下りやすい階段づくりも意識してみて下さい。

ソファやベッドも注意が必要

また意外なところでは、ソファやベッドの上から落ちる事故も散見されます。

ベッドやソファは大人からすれば低いですが、小さなお子さんからすれば身長の半分程度の高低差になることもあります。

身長160センチの人が80センチの場所から転落すると考えれば、それはかなりの高低差ですよね。特に打ち所が悪ければ大けがにもつながりかねません。

そのためお子さんが小さい時はローソファーを導入したり、床材をクッションフロアやコルクなどクッション性の高い床材にすることも有効です。

また大人用ベッドからの転落も見受けられるため、ベッドガードや寝室に入らない工夫なども必要でしょう。

床の材質に気を配る

前述したように、子どもにとって安全なすまいづくりを考える際、床の材質は非常に重要です。

硬いタイルやフローリングより、クッション性のあるクッションフロアやコルク、カーペットの方が被害も小さくなるのは言うまでもありません。

もちろんラグやマットを敷くことも有効ですが、将来的に張り替えることも考えた上で、小さい時はクッション性のある床材を導入し、成長すると同時に張り替えるのも一つの手段でしょう。

まとめ

子どもの動きは予測できず、思わぬところでケガをするものです。

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