くらしと健康~換気のコツ~
3月からマスクの着用が個人の判断に任されることになりました。しかし、流行が落ち着いてきたとはいえまだまだ不安もありますよね。
以前の記事で換気の重要性についてご紹介したように、感染症対策として換気は非常に重要です。
換気のコツや空気清浄機の使い方を覚えて、4月から良いスタートを切っていきましょう。
換気は「空気感染(エアロゾル)」対策
まず根本的に換気が重要な理由として、感染症の感染経路として「空気感染」が挙げられるからです。人は会話やくしゃみ、咳をする中でさまざまな形状の粒子を空気中に放出します。
このまま空気中に浮遊し続ける粒子をエアロゾルと呼び、特に乾燥した粒子や小さな粒子は数時間浮遊し続けることから、換気の重要性が提唱されました。
エアコンで換気はできない
風を送るエアコンで換気ができているのでは?と言う声も聞かれますが、エアコンは「部屋の空気を取り込んで温風・冷風を送る」機械であり、室内の空気を循環させているにすぎません。
換気とは人が放出したエアロゾルの漂う空気を入れ換えることが目的なので、やはり窓を開けたり、室外の空気を室内に入れることが重要なのです。
窓は全開でなくてもいいが、できれば2つ開けよう
換気において重要なことは、空気の通り道をつくること。
そのため、窓は全開である必要はありませんが、できれば対角線、あるいは向かい合った窓を開けることでより効率的に換気を行うことができます。
換気は1時間に5分から10分の頻度で行うことが推奨されていますが、せっかく温度調整した空気を毎回放出していては電気代も気になりますよね。
窓は全開にする必要はないので、こまめな換気を心がけましょう。
窓が少ない場合は24時間換気システムや空気清浄機も
2003年7月以降に着工された住宅は24時間換気システムが備わっており、これを稼働させていれば窓をこまめに開ける必要はありません。ただ「24時間」という名の通り、このシステムは常にオンしておかなければ効果が無いことは覚えておきましょう。
またそれ以前に着工された建物で、窓が一つしかないお住まいで暮らしている場合は「空気清浄機」も有効。
窓と空気清浄機を近い場所で平衡に置き、室内に向けて空気清浄機を稼働させましょう。そうすることで空気が巡り、効率的に換気を行うことができます。
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