今や把握しきれないほどたくさんある携帯ブランド。「NTTドコモ」や「au」、「ソフトバンク」といった大手キャリアはもちろん、「楽天モバイル」や「Yahoo!モバイル」、さらには格安SIMまで、ユーザーの選択肢が広がっています。その一方で、なかなか乗り換えや料金プランの変更ができずにいる人も少なくありません。手続きのわずらわしさや分かりづらいプラン内容に悩んでいる方に、ぜひ試していただきたいお手軽な料金プランの診断方法を紹介します。

ユーザーの選択肢が広がる携帯ブランドの違い

スマートフォンの普及期には、大手と呼ばれる携帯キャリアが多くのシェアを占めていました。「NTTドコモ」「au」「ソフトバンク」などが代表格ですが、その後、ユーザーの選択肢は大きく広がっています。

自社で通信網を持つ大手キャリア

現在の携帯電話ブランドには、大きく分けて２つのグループがあります。１つが、「NTTドコモ」「au」「ソフトバンク」「楽天モバイル」の４社によるグループ。その特徴は、自社で通信網を所有している点です。各社それぞれプランやサービス内容に違いはありますが、対面サポートが可能な実店舗を展開していて、データ品質にも優れ安定した通信が約束されています。

オンライン対応が中心の格安携帯ブランド

自社で通信網を持たずに、通信サービスを提供するのが「格安携帯・格安SIMブランド」。一般的に「MVNO」と呼ばれているので、耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。よく知られているのが「マイネオ」「IIJmio」「イオンモバイル」などです。どうして大手キャリアよりも安くサービス提供できるのかと言えば、通信設備を借りて運営しているから。設備維持にかかるコストが必要ないので、安いプランを設定できます。その半面で、実店舗を持たないオンライン対応が基本であったり、データ品質の面では大手に劣ります。特に人が多い場所や、たくさんの人が同時に回線を使用する時間帯などでは、通信速度が遅くなったり、使用制限がかかることがあります。

自分に最適な料金プランの見つけ方

今、契約している料金プランを見直したい場合、以下に紹介する方法をぜひ試してみてください。これは、総務省が運営する「携帯電話ポータルサイト（https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/keitai_portal）」を参考にした方法です。

ステップ１：データ使用量の把握

まずは今の使用状況を把握するため、自分がどれぐらいデータ通信を利用しているのかを知りましょう。契約する携帯電話会社のマイページから、いつでも毎月の使用状況を確認していただけます。

ステップ２：利用状況から料金プランを選ぶ

プランの見直しでは「通話料」と「データ通信料」を基に、無駄がないかを判断するのが良いでしょう。通話の利用頻度が高い一方で、「かけ放題プラン」に入っていなかったり、データ通信料が毎月余っているようならば、見直しをかけるべきと言えます。

ステップ３：使わないオプションを解約する

多くの携帯プランでは、付帯サービスであるオプションをセット契約しています。契約当初は必要であったとしても、携帯電話を使っているうちに使用頻度が少なくなったり、別のサービスの利用で不必要になるオプションがあるので、定期的に見直すのがおすすめです。

さらに詳しいやり方は総務省のポータルサイトでチェック

料金プラン見直しの簡単な方法を紹介しましたが、詳しいやり方に関しては、総務省が運営する携帯電話ポータルサイトをぜひ参照してみてください。携帯電話ブランドごとの特徴やプラン変更のメリットなどが紹介されています。

・料金プランの見直し（携帯電話ポータルサイト：総務省）

https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/keitai_portal/norikae_1.html

契約プランの最適化で、より快適な暮らしを

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