冬だからこそ意識したい、睡眠の質
実は、他の季節より睡眠時間が長くなりがちな冬。これは日照時間も関係しており、合わせて冬は睡眠の質も低下しやすいと言われています。睡眠の質は体の健康のためにも非常に重要です。感染症が流行しやすい冬だからこそ、睡眠にも気をつかっていきましょう。
睡眠が乱れがちな冬
人間の睡眠・覚醒リズムは体内時計によって約1日のリズムに調整されており、これを概日リズムといいます。ただヒトの体内時計はおよそ25時間であり、地球の1日(24時間)との1時間のズレを正す大きな要因となっているのが「光」なのです。
夜の時間が1年で最も長い冬至は過ぎましたが、3月下旬の春分まで、まだまだ昼よりも夜の時間が長い日々が続きます。日の出が遅い分、太陽光の刺激も無いため目覚めが遅くなるほか、朝は気温も低いため中々布団から出られない・・・・・・。そんな実体験は皆さんもあることでしょう。
睡眠の質も低下しがち
日光は、単に目覚めだけではなく、睡眠の質にも関係します。ヒトの体は、日光を浴びると「セロトニン」という精神を安定させるはたらきを持つ脳内の神経伝達物質を分泌させます。このセロトニンは、睡眠作用を持ち、概日リズムを調整する「メラトニン」のもとになるため、そもそもセロトニンの分泌量が少ないとメラトニンの分泌も少なくなり、結果睡眠の質が下がる可能性が出てくるのです。日照時間が短い冬は日光を浴びる時間も少なくなり、結果セロトニンの分泌量が減少するため、睡眠の質も低下しがちなのです。
冬の睡眠の質を向上させるためには
睡眠の質を向上させるためには、適度な運動と食事、日光を浴びる、と規則正しい生活が一番ですが、入眠前と起床前にも少し工夫をすることで、より睡眠の質を向上させることができます。
入眠前
寝る1時間~2時間前に40度前後のぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、体を温め、よりぐっすり眠ることができます。寝る30分前にはスマホや刺激の強い灯りは避け、リラックスできる状態を作っていきましょう。
起床前
睡眠時間が長くなりすぎると概日リズムの乱れにつながりますので、まだ薄暗い時間でも起きれるように、照明の力を借りましょう。タイマーなどで弱い光の照明がつくように調整することで、よりストレス無く起きることが可能です。
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