くらしと健康~気温だけじゃなく「湿度」もチェック!~
冬は、風邪を含め感染症が流行しやすい季節です。健康的に過ごすためにも、住まいの寒さ対策や暮らし方の改善は非常に重要と言えます。
ただ、健康的な生活のためには、実は「気温」だけではなく「湿度」もまた、非常に重要なポイントです。
そこで今回は、人が健康的に過ごせる「気温」と「湿度」をご紹介。風邪がはやり出すこの季節だからこそ気をつけたいポイントも一緒にご紹介しているので、ぜひ最後まで読んでいただけたらと思います。
人が健康に過ごせる気温
ご存じの通り、人の身体には外気温に合わせて体温を調節する機能が備わっています。
暑ければ発汗機能が働き、寒ければ末梢血管を収縮させて血流を身体の中心に集めることで体温を一定に保とうとする機能です。
ですが、外気温と体温の差が大きくなると、体温調節機能を司る自律神経が疲弊し、身体にさまざまな不調が表れるようになります。自律神経の不調はホルモンバランスの崩れや免疫力の低下につながりますし、酷い場合は脱水症状や低体温症など治療が必要となるケースもあります。
だからこそ、健康的な生活のためには体温を一定に保てるよう、衣服の調整はもちろんのこと、室温にも気を配ることが非常に重要です。
一般的に、人が健康に過ごせる気温は18度~28度前後と言われており、夏場はおよそ25度~28度、冬場は18度~22度がベストと言われています。
暖かい部屋の作り方については下記にご紹介しているので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
人が健康に過ごせる湿度
気温はなんとなくわかるけど、なぜ湿度も?と思われる方も少なくないことでしょう。
ご存じの通り、秋~冬は空気が乾燥しやすい季節であり、実は身体の水分が不足しやすい季節でもあります。汗をかかないので意識しにくい分やっかいなのがこの時期であり、特に鼻や喉などの気道粘膜が乾燥しやすいと言われています。
気道粘膜は水分がある状態だと外気から入ってきたホコリやウイルスをキャッチし、体外へ鼻水や痰などで排出してくれますが、乾燥すると体外へ排出できなくなり、体内にウイルスなどを留める結果になってしまって、病気にかかりやすくなると言われています。
そのため、特に乾燥しやすい季節は、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことが重要といえるでしょう。
機械も活用して、健康な毎日を
特に冬は、風邪はもちろんのこと、さまざまな感染症にかかりやすい季節です。ぜひ適度な温度と湿度を把握して、この冬を健康に過ごしていただけたらと思います。
ヘスタ家電では、皆さまにより健康的な生活を送っていただくため、温度と湿度、どちらも把握できるスマート温湿度センサーをご用意しています。温度が20℃下まわったとき、エアコンの暖房をONにするなどの機能も備わっているため、気付かないうちに冷えていた、気付かないうちに乾燥していた、という事態も防いでくれます。
そのほかにもあなたの健康をサポートする機器を多数ご用意していますので、ぜひ一度ご覧下さい。