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IOTで無理のないケアライフを!

警視庁が発表した「令和3年度における行方不明者の状況」によると、令和3年度の行方不明者は79,218人。その中で最たる原因が「疾病関係」であり、全体の約3割(23,308人)にあたると言われています。

そして、この疾病関係の大部分を占めるのが「認知症」。全行方不明者の約2割にあたる17,636人の方々が認知症や認知症の疑いだったことが明らかになっています

認知症による行方不明者は年々増加しており、2020年には行方不明者17,656人のうち527人の死亡が確認されました。認知症が疑われるご家族と同居されている方は、ぜひIOTの力をご活用ください。

認知症の症状のひとつ「一人歩き(徘徊)」

認知症とは、脳の神経細胞の働きが徐々に低下し、認知機能(記憶、判断力など)が低下して、社会生活に支障をきたした状態をいいます。記憶障害や見当識障害などさまざまな症状が見られますが、その中の一つに一人歩き(徘徊)があります。

一人歩き(徘徊)は本人なりの理由があって歩き回っているのですが、そのまま帰宅困難になる可能性が高い症状です。歩く機能が低下していない場合、自転車や自動車、バスや電車などを利用することもあるほか、ご家族が同居していても一瞬目を離した隙にいなくなることもあります。

また重度の方だけでなく、軽度の方でもこの症状は見られ、そのまま家はもちろん、自分のこともわからなくなることがあります。認知症の疑いが持たれたら、まず所在の確認方法を検討しましょう。

家から出てもすぐ分かるように

ヘスタ見守りプランではスマホのアプリで鍵の開閉時間も分かるため、より外出時間を特定しやすくなるほか、カメラから声かけもできます。

行方不明になってから3日目以降、生存する可能性は急激に低くなると言われています。特にこれからの季節は気温がだんだんと上がり、熱中症にも気をつける必要がある季節です。特に熱中症の死亡事例は、8割が65歳以上ということが明らかになっていますから、ご不安な方はぜひ導入をご検討ください。

夜間の見守りにもIOTを

また夜間の徘徊も充分ありえます。ヘスタ見守りプランはもちろんのこと、スリープストラッカーで、データをモニタリングして起き上がりの回数を把握しておくことで、夜間起き上がる回数が多い場合は、予め鍵を厳重にしておくなど対策をとることが可能となるでしょう。

認知症も進行が進めば病院や施設での暮らしをオススメしますが、軽度でも徘徊で行方不明になるケースは充分あり得ます。ご家族に認知症の方が居る方は、ヘスタ見守りプランなどを活用して無理なく安全なケアライフをお過ごしください。

警視庁 令和3年度における行方不明者の状況

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