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無理のないダイエットのコツ③脂肪とむくみの違いを知ろう

体重計に乗って一喜一憂する気持ちは良く分かりますが、ダイエットとは「余計な脂肪を減らすこと」であり、体重には脂肪以外の骨や水分も含まれていることは、改めて理解しましょう。そこで今回は「むくみ」についてご紹介。自分の体のことを正しく知って、無理なくダイエットを行っていきましょう。

むくみ(浮腫)とは

むくみとは一般的に使われる言葉であり、医学的には「浮腫」と呼ばれます。むくみは皮下組織(皮膚の下部)に水がたまった状態で、病気や身体機能の低下などさまざまな要因があります。ただ、器質的な問題ではなく、生活習慣によるむくみは日頃から気をつけることで解消できますし、時に体重の5%以上にものぼるため、ダイエットにおいても見過ごせません。以下に、日頃から気をつけるべきポイントをお伝えしていきます。

過度な減量はNG

体の中の栄養が足りなくなると、血液中のあらゆる栄養素が減少します。血中にあるタンパク質の中で最も多い量を占めるアルブミンは、血液中の水分をとどめて血管内の浸透圧を維持する働きを持っています。よってアルブミンが少なくなると血管の外に水分が漏れやすくなり、結果皮下組織に水が溜まる=むくみやすくなるのです。そのため、過度な減量はNG。バランス良く栄養管理することがダイエットの成功の近道です。

適度に体を動かそう

長時間立ったままだと足がパンパンになったり、朝起きると顔が膨らんでいるように感じることは良くありますよね。これは同じ姿勢を長時間取ったため血流が滞り、結果水分が溜まってむくんでいるのです。歩いたり簡単に体を動かすなどして、血流を良くすることを心がけましょう

塩分を摂り過ぎたらカリウムを

塩辛い物を食べると水が飲みたくなりますよね。これは高くなった体内の塩分濃度を下げるためで、体は塩分濃度を一定に保つために水分を溜め込む性質があります。これがむくみにつながっているのです。そのため、塩分の摂り過ぎには普段から気をつけるほか、塩分を排出する働きがあるカリウムが多く含まれる食物を取りましょう。カリウムが多く含まれるのは、野菜で言えばアボカドやほうれん草、果物で言えばバナナなど。塩分を摂り過ぎた次の日は意識的にカリウムを摂取しましょう。

機会の力で無理の無いダイエットを

ヘスタ大倉ではダイエットの強い味方、体組成計「HESTA ヘルスメーター」も扱っております。基礎代謝や筋肉量はもちろん、体水分率も計測が可能。体重計だけでは計れない、しかしダイエットには必要不可欠な体の情報も把握することが可能です。ぜひ科学の力を借りて、無理なく健康的なダイエットを続けていきましょう。

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