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最適な空調がきっと見つかる!エアコンスペックの正しい見かた

年間を通して使うことが多いエアコン。夏の冷房はもちろんですが、冬も石油ストーブやガスストーブに頼らず、エアコンの暖房で過ごす家庭が多いようです。いろんな機能を持つエアコンがラインナップしていますが、難しいのが選び方。エアコンは10年以上使うものなので、失敗したくないのが本音。スペックを見るだけでは分からない正しいエアコン選びのポイントをご紹介します。買い替えを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

部屋の広さに応じた適用畳数が目安になる

正しいエアコン選びのベースとなるのが、部屋の広さに合った適用畳数を確認することです。エアコンのスペックが記された資料や広告には、必ず適用畳数が表記されているので、目安にしましょう。仮に部屋の広さに対して、能力が小さいエアコンを選ぶと、設定温度に冷暖房が追い付かず、フル稼働状態が続きます。本来の能力以上の働きを求め続ければ、当然ながら故障したり、エアコンの寿命を極端に縮めてしまうことにもなりかねません。逆に、オーバースペックなエアコンを選ぶと、無駄に電力を消費するなど、ランニングコストの面で不利益が生じてしまいます。

住宅の種類と性能によって決まる最適エアコン

適用畳数の確認と併せて、ご自宅が木造であるかコンクリート造であるかでエアコン選びが変わります。木造とコンクリート造では、当然ながら気密性や断熱性が異なります。基本的には木造の方が気密性が低いため、より冷暖房能力が大きなエアコンが必要です。その一方で、同じ木造でも高気密住宅であれば、小さなエアコンでも十分な冷暖房効果が期待できます

日当たりや階数によっても変わるエアコンサイズ

気密性と断熱性によって必要なエアコン能力が変わるのと同じように、部屋の向きでも最適なエアコンが変わります。要因の一つが、日当たりの良さ。一般的に日当たりが良いとされる南向きの部屋や最上階にある部屋の場合、日光による熱がこもりやすく、カタログに表示された畳数よりも小さな規格で十分に暖房効果が得られます。一方、夏は逆の現象が起こり、表示畳数よりもワンサイズ大きなエアコンが必要です。夏場の使用を想定して、1~2畳分大きな出力を持つエアコンを選択すると良いでしょう。

間取りや部屋の使用目的も考慮したエアコン選び

吹き抜けがあるリビングやダイニングは、空調効率が劣るため、冷暖房ともに能力の大きなエアコンが必要です。また、熱源があり、換気することも多いキッチンの場合も、効率に優れたモデルが適していると言えるでしょう。目安は、適用畳数から4畳ほど大きな規格です。

効率良くエアコンを使うために家庭でできる工夫

上記で紹介したように、単純に適用畳数だけでは選べないのがエアコンの難しいところです。逆に言えば、室内環境を工夫することで、エアコンの出力を抑えて、より効率的な冷暖房ができるということ。中でも、大きな効果が見込めるのが窓の断熱。夏の冷房効率を高めるのであれば、外からの日差しをしっかりと遮りましょう。遮光カーテンやオーニング、シェードといった日よけの設置がおすすめです。一方、寒い時期であれば、カーテンを開いて太陽光を室内に取り込むことで、より暖房効率が高まります。状況に応じて室内環境を変化させることは、エアコンの省エネにもつながります。

こまめなカーテンの開け閉めにスマート家電

季節や時間帯に応じたこまめなカーテンの開け閉めで役立つのが、カーテンロボット。工事や配線は不要で、ワンタッチで今お使いのカーテンレールへの設置が可能です。操作も簡単でスマホを使ってリモートでカーテンの開閉ができて、大変便利。これなら細かな温度管理もやりやすくなるはずです。ヘスタモールが提案するスマート家電で、ぜひ快適なライフスタイルを手にしてください。

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