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お出かけが楽しくなる!お年寄りの移動ストレスを減らす福祉車両の選び方

ご家族に高齢の方がいらっしゃると、ついつい外出の機会が少なくなりがちです。車でお出かけする際に、乗り降りが大変だったり、車イスの積み込みに手間がかかるなど、どうしてもストレスや負担が増えてしまいます。家族に気を使って、外出を控えているお年寄りの方もいらっしゃるかもしれません。そんな悩みを解決するのが、自動車メーカーが用意する福祉車両。用途やニーズに応じた車種のラインナップが充実しています。

福祉車両とは?まずは基本を理解しよう

福祉車両とは、高齢者や身体に障がいのある方が安全・快適に移動できるように改造された車のことです。介助する人が使いやすいように設計されたものから、本人が自分で運転できるように改造されたものまで、実に多種多様です。大きく分けると次の3タイプに分類されます。

◇車いす移動車(介助式)/車いすのまま乗車でき、車いす利用者・介助者に最適

◇回転シート車/乗り降りしやすい座席が特徴で、足腰の弱い方に便利

◇自操式(手動運転車)/本人が運転できるように改造された車両

車いすのまま乗れる!「車いす移動車」

最もよく見かけるのが、「車いす移動車」です。車の後ろにスロープやリフトを備え、車いすに乗ったまま車内に入れるのが特徴。介助者がスロープを下ろし、車いすをそのまま乗せ、車内でしっかりと固定できるようになっています。最大のメリットは、乗り降り時の移乗が不要で、介助者の負担を大幅に軽減できる点。安全性の高い固定装置付きになっています。

乗り降りがスムーズに!「回転シート車」

足腰に不安のある方に人気なのが「回転シート車」。座席が外側に回転して、立ち上がり・座り込みの動作をサポートしてくれます。中には、電動でシートが車外までスライドして降りてくるタイプもあり、介助者の負担を大幅に軽減できます。主なメリットは、自力で乗り降りできて、車いすに頼らない生活をサポートしてくれる点。見た目が自然で、一般車に近いデザインになっています。

自分で運転できる「自操式(手動運転車)」

「障がいがあっても自分の力で運転したい」という思いを叶えるのが、自操式(手動運転)タイプの福祉車両です。ハンドル付近にアクセルやブレーキを操作できる装置が取り付けられ、下肢に障がいがある方でも安全に運転できるよう設計されています。自立した移動が可能で、社会参加の幅が広がる点がメリット。また、装備を自分に合わせてカスタマイズすることも可能です。

福祉車両選びで失敗しない5つのポイント

多彩なラインナップで注目度が高まっている福祉車両ですが、初めて購入する場合は、一体どれを選べばいいのか悩むケースも少なくありません。後悔のない車両選びのために、次の点に注意しましょう。

◇利用者の身体状況を正確に把握する → 歩行可能か、車いす常用か、介助の有無を明確に。

◇乗る人と介助者、両方の使いやすさを考える → 操作負担や乗降スペースも忘れずに。

◇自宅・施設周辺の環境をチェック → 駐車場の傾斜やスロープの長さに注意。

◇購入後のメンテナンス体制を確認 → 故障時に対応できるディーラーや工場があるか。

補助金・助成制度を上手に活用する → 自治体によっては購入費用の一部が補助されます。

福祉車両は、単なる“移動手段”ではなく、その人の暮らしを支えるパートナーです。利用者の身体状況やライフスタイル、介助する人の負担まで考慮して選ぶことで、毎日の外出や送迎がぐっと快適になります。

スマート家電でお年寄りの暮らしを守る

「乗る人も、介助する人も笑顔になれるクルマ」。それが、福祉車両の一番の価値です。マイカー選びの選択肢として、ぜひ検討してみてください。同様に、高齢者をはじめとした家族の毎日を支えるスマート家電があります。ヘスタモールがおすすめするのが、「HESTA 見守りプラン」。屋内カメラや窓センサーといったデバイスに加えて、スマホと連携するスマートハブがセットになったお得なプランです。双方向マイク内蔵のカメラで、いつでもコミュニケーションが取れる上、万が一の状態にもいち早く気付くことができます。遠隔操作で玄関ドアの開錠もでき、閉め忘れ対策や防犯対策にもうってつけのプランになっています。

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